新コロナ禍の海


新コロナウイルスの影響で今年の海水浴場はどこも開いていませんが、皆さんそれぞれ夏らしく海を楽しんでいるようです。

心配された海水浴客とサーファー等のエリア分けも何となくされているようですし、ボランティアのライフガードもいて特に問題があるようには見えません。

砂浜も広くゆったり使えて、少し行儀の悪そうな人も減っているようです。

特に逗子や鎌倉の海岸道路沿いを車で走っていると目障りな海の家がなくてきれいに海が見えます。地元民が愛する、人がいなくなった海の景色がずっと続いているような良さがあります。

こうなると今後もずっと”海の家”など不要なのではという話になりそうですね。葉山はそもそもそれほど海の家が多くなくて、森戸海岸のオアシスや一色海岸のブルームーン、UMIGOYAなどでは毎夏音楽ライブを楽しみにしているのでやはりそれがないというのは個人的にはすごく寂しいです。こんな小さな町に毎年夏になるとライブハウスが現われて、結構な有名なアーティストのライブにふらっと寄って間近に見れてしまうのはすごいことだと思ってます。

逗子海岸はちょっと海の家が乱立すぎていたし、デザインもてんでばらばら、景観などお構いなく屋上を利用したりやりたい放題という感じだったので少し何らかの規制があってもよいのではないかと個人的には思っています。

(水口裕之)

hiziki

神奈川県 逗子市と葉山町を拠点として活動する建築家ネットワーク