冬の葉山の海

年に数回、誘われれば行く程度であまり熱心ではなくシーカヤックをやっていますが、この間の2月のとても寒い日に葉山の海に漕ぎ出してみました。何もこんなに寒い時期にと思うところなのですが寒い時期ほど海水が驚くほど透き通っているということを知っていたので、それを楽しもうと思い。

海水の温度は地上の温度の2か月遅れなので11~12月ごろなら海水もぽかぽか暖かいところなのですが2月は海水も冷たくておまけに当日は一日中曇天。それでもウエットスーツを着ていて下半身は船の中なので寒い感じはあまりないのですが、手袋無しの手はさすがにつらくて、しもやけのようになってきます。

天気は良くなかったものの、風と波がほとんどなかったのは幸いで、途中で森戸海岸沖の鳥居のある島の名島に上陸。真冬なので魚や鳥はほとんどいないのですが、岩場で岩海苔やハバノリ、わかめなどを観察+試食。

海中の写真。写真にはうまく写りませんが水深2mくらいの海の底の砂粒まではっきり見える透明度。快晴の日なら海の底に船の影がくっきり映って宙に浮かんでいるように見えます(高所恐怖症の人はそれが怖いらしいです)。必ず用意した方がよいのが偏光レンズ付きのサングラス、これがあるとないとでは海中の見え方が全然違います。

2月なのでもう日が長く、夕方までたっぷり漕いだ後に浜の漁師さんからワカメを直売して頂きました(メカブはサービス)。冬の海をたっぷり楽しんだ一日でした。(水口)

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神奈川県 逗子市と葉山町を拠点として活動する建築家ネットワーク